下取りを価格交渉に使う!(2)
下取りを価格交渉に使う!(1)の続きです。
下取り車の査定価格を上げてもらう!
中古車を少しでも安く購入するのに、中古車の値引きがないのであれば、無理に値引き交渉をせずに、下取り車の査定価格を上げてもらうことです。
100万円の車を購入するときに、下取りの車が20万円より、30万円の方が、10万円もお得なのは簡単な理屈ですよね。
無理に値引き交渉して、良い中古車屋さんの社長や営業マンを怒らせるよりも、上手に下取り車の査定価格の交渉をして、お得に中古車を手に入れる方が、売る側も、買う側も気分が良いはずです。
中古車購入後のためにも、その後の車の買い替えのためにも、中古車を購入する側のこんな気遣いで、良い関係を中古車屋さんとつくることを、私はおすすめます。
下取り車の査定価格を知っておこう!
中古車の値引きがないから、下取り車の査定価格を上げてもらうと言っても、あなたの車の下取り価格の相場がわからなくては意味がありません。
中古車屋さんに、はじめ30万円と言われた下取り査定価格が、交渉の末40万円になっても、あなたの車の査定価格の相場が50万円だったら、10万円の得ではなく、10万円の損になってしまいますからね。
なので、相手の提示してきた金額が、高いのか? 安いのか? 妥当なところなのか? あなたが自分の乗っている車の価値をわかっていないと、交渉は出来ません。
今は、インターネットで便利に、査定してもらえる時代になっています。 あなた自身があちこちの下取り屋さんに行って、査定してもらうのも良いですが、こんな便利なサービースを使ってみるのも良いでしょう。
1社に査定して貰うだけでも良いですが、偏りをなくすなら、数社に査定してもらって、平均の査定価格を出しておくのが良いでしょう。 数社にお願いして、平均を計算した方が、ある程度の下取り価格の相場はわかりやすいですからね。
下取り価格の相場を把握して、必要であれば下取り価格の交渉をするのですが、あまりにも中古車屋さんの査定金額と、あなたの希望金額がかけ離れていて決裂しそうだったら、別なお店に車を売るのも当然ありです。
新しく購入する中古車は、その中古車屋さんで購入して、今乗っている車を、別な下取り屋さんに売るのです。
下取りをする下取り屋さんによって、強い車種やタイプがあるのも事実です。 特定のメーカーや外車などに強い下取り屋さん、ミニバンなどのあるタイプに強い下取り屋さん、チューニングカーなどの、付加価値のある車に強い下取り屋さんなどです。
下取り車の価格は、中古車を購入する場合、中古車購入のトータル金額に大きく影響します。 面倒かもしれませんが、シビアに価格面は計算して、 あなたが得する方を選んでください。
下取り車の査定価格の交渉も、できるだけ上手してくださいね!