新車購入時のディーラーオプションで節約

新車購入時に、ディーラーオプションをつけていると、そのディーラーオプションの分だけ節税できます。 自動車取得税は、車両本体価格とオプション金額の合計に課税されます。 なので、ドアバイザー、フロアーカーペット、フォグランプ、社外のナビなどのディーラーオプションは、別扱いにしてもらうようにしましょう。

具体的には、新車購入とは別で、部品を取ってもらって取り付けてもらいます。 別購入、別取付扱いにしてもらうのです。

やってもらえるかは、ディーラー側の対応次第ですが、ちょっとした節税にはなります。 作業的には、何も変わらないので、書類上（伝票）の問題だけ？　と言うこともあります。

ディーラーオプションは、通常ディーラーの方で、部品を発注して、メカニックが新車に取り付けを行います。 なので、オーダー、取付作業は、通常と何も変わりません。

金額的にも微々たる物なので、わざわざお願いしてまでやってもらうか？　 って感じですが、細かい積み重ねは、最終的に大きな金額差を生みます。

チリも積もれば・・・って、やつですね。

ちなみに、メーカーオプションには通用しません。 メーカーオプションは、その名の通り、メーカーで取り付けられるオプションです。 ディーラーに、新車が搬入された段階で、オプションの取り付けは終わっていますので、後からどうのこうのは出来ないことになります。

メーカーオプションと言えば、サンルーフなどですから、ディーラーで 「ルーフに穴開けて・・・」なんて事ありえないですものね。 最初に「社外のナビ」と書いているのも、「ディーラーで取り付けるナビ」と言う意味で書いてます。

純正のナビでも、ディーラーで取り付けるものであれば大丈夫です。 ナビゲーションは、メーカーオプション、ディーラーオプションの両方があるので、どちらなのか確認してお願いしましょう。

営業の人が、信用できるのなら 「節約したいから、ディーラー取付部品は別扱いにして」とお願いしてしまい、どのオプションがディーラー取付品なのかは、ディーラー側にまかせてしまうのもありですね。 いちいち自分で、個別に部品指定しないでよくなります。

ちなみに、自動車取得税の対策にはなりますが、消費税の対策にはなりません。 オプションを、車両本体価格とまとめてやってもらっても、部品扱いにしてもらっても消費税は掛かります。

その他、納車費用、車庫証明などの諸費用は、新車の値引き部分（２）で、紹介しているように、営業の方にお願いしてみてください。 こちらは、費用がバッサリなくなる可能性があるので、大変節約できます！